企業の社員モチベーションアップ、インターナルブランディングのために、社員表彰式や株主総会をプロデュースするマックスプロデュース。代表の桑原さんは、自分の仕事観や組織への思いをポッドキャストで発信しています。今回はリクライブ編集長・二宮がインタビュー。番組を始めた背景や、発信を続ける中で見えてきた採用や社内コミュニケーションの変化について伺いました。
| 社名 |
株式会社マックスプロデュース |
| 支援内容 |
ポッドキャスト |
| 地域 |
東京 |
| 業界 |
イベントプロデュース |
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桑原さん(株式会社マックスプロデュース 代表取締役)
1973年、大阪府生まれ。イベントプロデュース歴約30年。企業の社員総会、表彰式、周年イベントなど、組織の節目となるインナーイベントを数多く手がける。「人間力」を軸に、企業の想いを形にするイベントづくりを行う。1年前から社内外への発信としてPodcast「わくわくマックス」を開始。
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二宮(リクライブ編集長)
デザイン系の大学を卒業後、デザイン事務所、ブランディング会社でデザイナー・ディレクター・役員の経験を積む。2020年からリクライブの立ち上げに携わり、リクライブ責任者に就任。2年で450本以上の採用動画制作に関わり、動画のMCとして企業の魅力を引き出すことが強み。
- 今日は「なぜ経営者がポッドキャストを始めるのか」というテーマで、桑原さんにお話を伺っていきます。まず、桑原さんご自身は、どんな番組をやられているんですか?
- はい、僕は「わくわくマックス!」という番組をやっています。ちょうど1年くらい前から始めたんですけど、基本的には採用を強化していきたいというタイミングがあって。
そのときに、自分が何を考えているのかって、意外と伝えられる場面が少ないなと思ったんですよね。社内のメンバーに対してもそうですし。
- なので、雑談ベースではあるんですけど、管理部の林と一緒に話しながら、自分が今考えていることとか、大事に思っていることを伝えられたらいいなと思って始めました。
- なるほど。経営者として、自分の考えを伝える場を作りたかった、ということですね。始めた当初の目的としては、採用が一番大きかったんですか?
- うーん、最初は採用もそうですけど、どちらかというと社内に向けて自分の思いを伝えるツールという感覚のほうが強かったんじゃないかなぁ。
- イベントのプロデュースって、やっぱり忙しい仕事でもあるので、普段の業務の中で「自分はこういう思いでやってるよ」とか、「こういう人材に育っていってほしいんだよね」とか、そういう話をじっくりする機会ってなかなかないんです。あとは、自分が若い頃に経験してきたことなんかも、もし社内のメンバーの参考になるなら聞いてほしいなと思って。そういう意味で始めた感じですね。
- 実際に始めてみて、どんな変化がありましたか?
- 一番分かりやすいのは、採用の場面ですね。求職者の方が番組を聞いてきてくださると、もう「初めましてな感じがしません」みたいになるんですよ。
- 面接だけだと、やっぱりお互いに分からないことが多いですし、僕自身の思いも伝えきれないんですけど、ポッドキャストを聞いてくださっていると、半分以上理解してくれている状態からスタートできる。 だから、入社前のすり合わせみたいなものがかなりしやすくなりました。入社後も「イメージしていた通りでした」と言われることが多くて、採用だけじゃなくて、入社後の関係づくりにも効いているなと感じています。
- やっぱり、経営者の考えが事前に伝わっているのは大きいですね。逆に、桑原さんご自身の中で、発信に対する意識は変わりましたか?
- 変わりましたね。もともと、発信することに対して強い苦手意識があったわけではないんですけど、そもそも自分が「何のために発信するのか」があまり見えていなかったんです。
- でも、実際にポッドキャストを1年やってみると「話すことがちょっとうまくなってきたな」って自分でも思いますし、毎週1回その収録の時間がスケジュールに入ることで、自然とスイッチが入るようになりました。その1週間の出来事の中でも、「あ、これ伝えたいな」と思うことを軽くメモしておいたりして。そうすると、日々の仕事の一つひとつが、ただ過ぎていくものじゃなくて、ちょっと意味のある出来事として見えるようになるんですよね。なんか、仕事そのものが少しドラマチックに見えてくる、みたいな感覚はあります。
- 日常がちょっとドラマチックになる感じ、分かります。
ほかにも変化はありましたか?
- はい。やっぱり、自分の考え方をちゃんとアップデートしていかなきゃいけないと思うようになりました。同じことばかり話していたらダメだな、とも思いますし、聞いてくださっている方がいると分かると、なおさらそう思うんですよ。
実際「全部聞いてます」って言われることもあって。そうすると、嬉しい反面、ちょっと恥ずかしい気持ちもあるんですけど、でもその分、「自分ももっとアップデートしていこう」と思えるんですよね。
- だから、ポッドキャストって、単に外に向けて発信するだけじゃなくて、経営者自身が自分を見直していく装置にもなるんじゃないかなと思います。
株式会社マックスプロデュース(東証グロース上場企業グループ)。企業の社員総会や表彰式、株主総会などの社内イベントを企画・演出するイベントプロデュース会社。組織の一体感やモチベーション向上につながるイベントを企画から運営まで一貫して手掛けている。:https://max-produce.com/
- なるほど。社内に伝えるために始めたものが、結果としてご自身の成長にもつながっているんですね。では改めて、桑原さんは「なぜ経営者がポッドキャストを始めるのか」、どう考えていますか?
- そうですね。やっぱり経営者って、自分の考えを伝える時間を、意識して作ったほうがいいと思うんです。
- 日々忙しいので、「ちゃんと話す」「自分の思いを言葉にする」って、後回しになりがちなんですよね。でも、それをやらないと、社内にも、これから入ってくる人にも、なかなか伝わらない。
ポッドキャストは、そのための場としてすごくいいなと思っています。気軽に始められますし、雑談ベースでもいい。だけど続けていくと、考えが伝わるし、採用にも効くし、自分自身も整理されていく。
- そうですね。経営者はPodcastをやるべきかどうか。どう思いますか?
- 僕は、ぜひやってみてほしいなと思います。
自分の考えを言葉にする時間を、意図的につくること自体が、経営者にとってすごく意味があるなと感じているので。
僕自身がそうだったので、気負わずに、まずは一歩踏み出してみてほしいですね。
番組づくりの裏話。ジングル作りとサムネリニューアル。
ポッドキャスト「わくわくマックス!」を聴き始めると気になるのは、冒頭の軽快なジングルとともに聞こえてくる「わくわくぅ〜マ〜ックス!(マ〜ックスマ〜ックス…)」という女性の声。こちらはテレビでもよく見かけるタレントの柴田理恵(ワハハ本舗)さん。桑原さんの相方を務める同社のコーポレート推進部・経営企画室 管理本部長の林さんがマックスプロデュースに入社する前にいたのはワハハ本舗ということで、タイトルコールをお願いしてもらうことになりました(人脈ってすごい)。柴田理恵さんはとても快く引き受けてくださり、何度も録りなおしていただいた時も、楽しそうに言っていただきました。その音源が勿体無いので番組内のブレイクタイム(話が区切れた際に流れるBGMとコール)ではいろんな柴田理恵さんの声が聞けるのでぜひチェック。
また、「わくわくマックス!」の番組サムネを1周年を記念してリニューアルしています。最初は桑原さんがイタリアンのお店でグラスワインを持っている写真でした。某週刊少年漫画雑誌風にしたロゴをあしらってしましたが、リニューアル後は英語のみ。そして林さんも一緒に写ってもらいました!写真がどれも良すぎて選定に困りました…。せっかくなので、この記事のサムネにも使っています✌️
2024年12月にスタートした時の初期サムネ(左)。1周年でリニューアルし、さらにかっこよくなった!(右)
最後までサムネの写真まで悩んだ3枚。他にはカメハメ波のポーズなども。オフィスのソファで撮影したので2人とも靴を脱いでいるのがバレちゃった…