お客様のニーズに合わせた生産設備を一貫して担うモノづくりのプロをWANTED！

2022.12.26 17:00～18:00

特徴ある「エンジニアリング事業」と「粉体事業」で安定の50年。お客様のニーズに応え、オンリーワンのモノづくりを極める株式会社山和エンヂニアリング。

そんな山和エンヂニアリングが今一番求める役割・ポジション・人材を社員に聞いていきます。

• 目次
• 産業用機械の製作と粉体でモノづくりを極める会社、山和エンヂニアリング
• 「昔から好きだった“ものづくり”を通じて社会で活躍したい」
• 「誰もが使う製品づくりに携わる誇り」
• 「全てオーダーメイドがゆえに刺激的な日々」
• 「根幹にあるのは“ものづくり”が好きという思い」

産業用機械の製作と粉体でモノづくりを極める会社、山和エンヂニアリング

松浦伽穂さん（新卒／入社1年目／総務部）

松浦）総務部の松浦伽穂です。今日はよろしくお願いします。

MC）株式会社山和エンヂニアリングさんについて教えていただけますか？

松浦）事業部が2つあるんですけれども、1つ目は、オーダーメイドで1から産業用機械を製作するエンジニアリング事業部です。産業用機械がどういうものかというと、人の作業の負担を軽くしたり、人手不足の解消に役立っていたりと、ものづくりを支えているような機械になります。

2つ目は、食品を粉砕加工する粉体事業部です。粉体事業部では、具体的には青汁の中身だったり、スポーツサプリメントに含まれるアミノ酸を微粉末に粉砕するなどの加工を行っています。

MC）全く異なる事業部が2つありますが、どんな経緯があるのですか？

松浦）最初は産業用機械を設計するエンジニアリングの会社として創業しましたが、100%受注生産で1台1台作っていたので、完成して売り上げるまでの時間がかかっていました。その分売り上げを安定するのが難しいという悩みを抱えており、売り上げを安定させるための策として、全く違うものづくりをということで20年前に粉砕機を開発して微粉末に加工するという事業を始めました。

MC）今回、そんな山和エンヂニアリングの採用で一番求めているのは？

松浦）お客様のニーズに合わせた生産設備を一貫して担うモノづくりのプロをWANTED！

MC）募集の背景を教えていただけますか？

松浦）近年、労働人口が減少していますが、それに伴って産業用機械もさらに求められているという状況です。そこで当社がさらに飛躍するチャンスと捉えて、事業拡大を目指す中で一緒に力を合わせて働いてくれる新しい人材を大募集しています。

MC）実際にどんな人が働いているのかを、この後どんどん紹介していこうと思っております。松浦さんどうもありがとうございました。

「昔から好きだった“ものづくり”を通じて社会で活躍したい」

岡村克行さん（新卒／入社8年目／エンジニアリング事業部 システム設計課）

岡本）システム設計課の岡村克行と申します。入社は8年目になります。本日はよろしくお願いいたします。

MC）どんなことをやっている部署なのか教えていただけますか。

岡本）設計課の仕事は、まず営業の方から「お客さんが希望されている機械はどんなものなのか」をまとめた仕様書をアウトプットの資料としていただきます。そこから私たち設計課で実際に頭の中で考えて、パソコンでCADといった設計のツールを使って図面をパソコン上で書いていく。それが主な仕事になっております。

MC）どのようなものを作っているのですか？

岡村）私たちの仕事は分野広く携わっているんですけども、主に半導体関係です。スマートフォンの中に入っている部品だったりとか...。あとは、自動車関係の部品ですね。歯車だったりとかそういったものを量産する設備がメインですね。

MC）やはり設計は難しいですか？

岡村）そうですね、やっぱり何もないところ...。私たちはよく「ゼロから物を作る」と言ってるんですけども、本当に何もないところから「この部品を作るのに、どうやったらできるんだろう」とかそういったところを考えながら設計をやっておりますね。

MC）もともとそういう分野を勉強されていたんですか？

岡村）私は専門学校を卒業して、新卒でこの会社に入社したんですけれども、専門学校でCADを使用した勉強をしてましたので「学校で習ったことが活かせる会社に就きたいな」と思ってこの会社に入りましたね。

MC）初めてプロジェクトで設計をした仕事はいつごろでしたか？

岡村）最初は入社して2年目ぐらいですかね。その時は卓上の機械、本当にデスクトップのパソコンぐらいの大きさの機械でヨーグルトの試験機でした。ヨーグルトの試作開発に使用されている設備で、装置はただ単にヨーグルトをぶん回すっていう(笑)

MC）見たことも聞いたことないジャンルの仕事をやることもありますか？

岡村）製品開発に携わるとなると、さっきのヨーグルトを回す機械のように「なんの効果があるんだろうな」とかそういうところにも携わりはしてますね。

MC）なぜ山和エンヂニアリングに入ったんですか？

岡村）「学校で習ったことを生かせる職場に就きたい」っていう思いがあったのと、自分自身子供の時からプラモデルだったり、DIYでものを作ったり“ものづくり”が元々好きだった部分があったので、社会でも“ものづくり”で活躍したいなっていう思いがあってこの会社を選びましたね。

MC）いろんなものづくりの会社がある中で一番の決め手は何でしたか？

岡村）

私の家がその地元、高崎なんですけれども...。この会社自体が家から通勤時間20分ぐらいだったんですね。なるべく自宅から近いところで、工業団地とか調べていったらこの山和エンヂニアリングが見つかって...。ホームページを見てみたら色々面白いことやってそうだなっていう感じが見て取れましたので、他とは違うようなことをやってるなっていうのが一番の決め手ですね。

MC）今までで面白かった仕事はありましたか？

岡村）直接製品名は言えないんですけれども、普段私たちが使っている、本当に身近な製品ですね。産業のロボットを使って、いろいろな仕事をする機械が去年、一昨年ぐらいに設計した機械なんですけども...。規模的にはだいたいまあ1億ぐらいの案件でしたが、それは自分の中では非常に達成感のある仕事でしたね。

MC）設計課の働き方はどうですか？

岡村）やっぱり設計している段階はなかなか、行き詰まっちゃったりとかする時がありまして....。頭の中で考えたものを、手先のパソコン上で書くのが詰まっちゃう時もあるので、そういった時は、自分の中で一旦考えを整理したりとか、たまには現場に行ってものを見たりとか。そういったところで情報を一新するのに時間を使うことが多いですね。

MC）残業もあったりしますか？

岡村）自分自身はちょっとこだわっちゃう部分があって。そのこだわりが一段落しないと、自分の中で気が進まないところもあるので、入社して3年目ぐらいからはちょこちょこ残業をしながら仕事をやっていくようになりましたね。

MC）最初は覚えるまでには時間かかると思いますが、大体何時ぐらいまで残りましたか？

岡村）21時ぐらいまで残ったことはありますね。

MC）最近はどうですか？プロジェクトによるかもしれないですけれども...。

岡村）最近はもうほぼ定時で上がってます。

「誰もが使う製品づくりに携わる誇り」

宮田亮太さん（中途／入社5年目／エンジニアリング事業部システム設計課）

宮田）システム設計、電気の設計をやっております宮田亮太です。40歳、入社は4年目になります。

MC）前職はどんなお仕事をされていたのですか？

宮田）サービス業になるのかな？理系でもなくて、文系の男だったので...（笑）

MC）そこから山和エンヂニアリングに入社した理由は？

宮田）趣味で電気的な勉強をしたいなと思っていた時に、前の仕事を辞めて職業訓練っていうのがあって。そこで電気のがあったので、ちょっと勉強させてもらって、その中で紹介されたのが山和エンヂニアリングでした。社長とお話しさせてもらって、あと体験でちょっと仕事をさせてもらうみたいなカリキュラムがあって。教えていただいた方も親切だったのでやっていけるかなと思って飛び込んでみました。

MC）実際に働いてみてどうですか？

宮田）いや、まだまだ勉強ですね。全然足りてないと思います。できることは増えているんですけど、まだまだ一線級にはなれてないと思いますよ。

MC）大変だと感じるのはどんな時ですか？

宮田）電気のことを学んだと言っても、領域がすごい深くて広いので、それを学びながらやっていて...。例えば、何か売ってるものでも分厚いマニュアルが6冊、7冊あったり。ロボットだとそれがさらに倍とかになって...。それを全部覚えるわけじゃないですけど、全部めくってみたりはしますね。

MC）入社前はどんな仕事だと思ってましたか？

宮田）制御盤っていう電気の部品を入れる箱みたいなものがあるんですけど、その勉強をさせてもらって。あとはプログラムでものを動かすPLC、ラダーソフトって言うんですけど、本当にかじったぐらいの知識を職業訓練で教えていただいたんですけども...。そんなものはもう全然足りてなかったですね。まだまだ勉強しないと。

MC）経験知識が無くても、なんとかなりますか？

宮田）「なんとかならない」っていうと僕の立場がないのでなんとかしてますよ(笑)

MC）未経験でやっぱり苦しいなって局面はありますか？

宮田）いっぱいありますよ。やっていれば大体わからないことが出てきて、上司も全然教えてくれるんですけど、何でも聞いてると力にならないので...。とりあえず自分で考えて調べて、どうにもならないってぐらいで聞いたりするので、それがどんどん減っては来てますけど。

MC）仕事の魅力は何ですか？

宮田）皆さんが絶対触ったことあるようなものを作る工程に関われたとか...。文房具とかも絶対使ったことがあるものとか。そういうものを作ってるところにいるんだっていうのを、作ってるっていうのもあれですけど、その一部ですけど「すげーことしてるな」って。たぶん昔の自分が見たらすごいことしてるねって言うだろうなと思ってます。世の中のために少しでも力になれてるなぁとちょっと思いますね、そこは誇らしいです。

MC）山和エンヂニアリングの会社としての魅力は何ですか？

宮田）なんでも作れるところですね。

MC）無理難題とかもありますか？

宮田）いっぱいあります（笑）

MC）それを形にできるんですか？

宮田）形にしますよね。はじめに営業が持ってくるお話を聞いてても、何がなんだかわからない「それ」をどんどん設計が絵に描いて、僕らがプログラムして本当にできるんだっていうのがすごいなって思いますね、今でも。あとは、使ってくれる人が「使いやすいよ」って言ってくれるとすごい良かったなって思う時もあります。

MC）求める人物像を教えてください。

宮田）やっぱり物を作ることに興味があることは欲しいですね。欲しいというか向いてると思います。僕、ほとんど今までやってなくてこの仕事するようになってさらに何か自分の趣味とかでも作りたいって思う。そうすると、関係ないけど知識が結びついたり、考え方が結びついてきたり...。

「全てオーダーメイドがゆえに刺激的な日々」

萩原克成さん（中途／入社4年目／エンジニアリング事業部 製造課）

萩原）エンジニアリング事業部 製造課 萩原克成です。入社4年目です。

MC）現在どのようなことをされているんですか？

萩原）文字通り製造を行ってます。組み立ての方を主にやってまして、加工という部門もあるんですけれど、私はそちらにはあまり関わらず、加工部門から送られてくる部品を組み立てて装置として完成させていくのが私の仕事になってます。

MC）オーダーメイドということで、1回しか作らないんですか？それとも何度も作ることもありますか？

萩原）リピートという形で装置を作らせていただくこともあるんですけれども、だいたいは新しいものが多いですね。

MC）新しいものを1個作って、完成させて終わりと。すごいですよね、1回限りの製造ですけれども...。

萩原）そこが面白いんですよね。

MC）どういったものを製造しましたか？

萩原）誰かの手の代わりになるようなもの。例えば誰かが持ち運んだりするものを機械を使って持ち運ぶ、そんなイメージが強いですね。

MC）入社のきっかけを教えてください。

萩原）ものづくりに携わりたいなっていうのがありまして、前職では食品関係、食品製造のオペレーターを行ってました。どちらかというと機械を使って物を作る方でしたね。毎日同じ作業をしてるといろんなことに興味持ってきて、「これどういう仕組みなんだろうな」とかちょっと気になって、うちの会社に今勤めてます。

MC）やりがいを感じることはなんですか？

萩原）毎回違うものを作ってるので、すごく刺激的な毎日を送っています。計測とか難しいところもあるんですけれど、非常に難しいながらもやり遂げたらそれは達成感につながって「とてもいい仕事したな」っていう感じがありますね。

MC）逆に大変だなって思うことは何ですか？

萩原）図体の話になりますけど、装置の中に入って穴開けたりするわけなんですよね。その中でやっぱり狭いと非常に作業がしづらい。頭ぶつけたり、手をぶつけたり、痛い思いもしながら仕事しています。

MC）組み立ては一人で行いますか？それとも複数人ですか？

萩原）複数人で、多いときは4人から5人ぐらい。みんなで物を運んで装置に実装してみたりとか。クレーンを使ってやる場合もあるんですけれど、どうしても手で運んだほうが早いんじゃないかとかそういう意見もありますので、そこは臨機応変に手で運ぶものを運んだりクレーン使って装置に組み込んだりとか。

MC）得意な領域はありますか？

萩原）あんまり得意とかって思ったことなくて...。不器用なもので何をやっても楽しいし、いいかなと思ってしまうのでちょっと得意とかはないですね。

MC）山和エンヂニアリングならではの良さを教えてください。

萩原）やっぱりオリジナルの装置になるわけじゃないですか。そういったところでうちで作ったものが、目で見てわかるのはすごい面白いとこだなと思いますね。

「根幹にあるのは“ものづくり”が好きという思い」

清水信寿さん（新卒／入社25年目／エンジニアリング事業部 事業部長）

MC）これまで3名の社員の方にお話を聞かせていただきましたが、聞いていてどうですか。

清水）いつものうちの雰囲気で話をしてくれてたので、うちの仕事ってこういうんだよっていうのは伝わったのかなと思っております。

MC）清水さんとしては、この仕事の重要性をどのように捉えていますか？

清水）世の中のものは工業製品として、工場で作られてますから、我々のような業種がないと製品を作るための機械っていうのが存在しないので、我々の仕事あってこその工業製品なのかなという自負は持ってます。

MC）山和エンヂニアリングが携わっている領域は分野的にはどのくらい広いですか？

清水）うちの特徴としてあまり業種業界に囚われず、都度お客様のそのニーズに応えるように行動してるんですけども...。大きくは自動車業界、あとは半導体業界が大きな柱となってます。その他にも、食品であったり文房具であったり、いろんな業種のところで仕事させてもらってます。失敗を恐れずにいろんなところに行くというのがうちの特徴かなということで今やってますかね。

MC）毎回大変そうですね...。

清水）やっぱり大変ですよね。毎回うまくいくわけじゃないし、毎回失敗を乗り越えてなんとか形にして納めている。でも、その先に苦労の先に納まったものから生まれた製品が世の中で、仕事とは別の空間で自分の目についてくるっていうのは、達成感は大きいのかなと思います。

本当にもうその辺走ってる車であったり、スマホであったり、そういうところに使われるための産業機械であるので、やっぱり目につくと少しでも自分が関わったんだよっていうのがわかるわけなので。達成感はすごく大きいかなと思いますけど。

MC）元々、新卒入社ですか？

清水）新卒で入って、今25年になります。15年ぐらいはずっと機械設計やってて、そこから今は営業に移って営業業務の傍ら、事業部長としても全体を見ながらやっています。

MC）営業ってどんなことをしますか？

清水）例えば「仕事はあるけど作業者の方が集まってくれない」とか、あとは「新商品のこういうものを作っていきたい」とか、そういった様々なニーズで声をかけていただいて...。まず困ってることは何なのかっていうところを聞かせてもらって、そこから我々として何か提案ができないのか、どういった手伝いができるのかっていうところから仕事が始まっています。

MC）もともと設計もされてたからこそできる営業スタイルがあるのでしょうか？

清水）私自身が機械設計もやってたということもあるので、今の岡村であったり宮田みたいに遅くまでやってた時期もあるので、そこの経験、その上での提案っていうのがうちの強みにもなるのかなと思ってます。

MC）無茶ぶりはしたことありますか？

清水）自分はそれなりに噛み砕いて渡してるつもりですけど、彼らがどう捉えてるかは別の話ですね(笑)

「何がしたいのか」ってやっぱりお客さんが困ってることを、どうやって具体的な機械という形で落とし込むかっていうのは結構難しいところだと思います。

MC）人間だからできる仕事もあったりしますか？

清水）本当に機械と人間はうまく分けて、人のやった方がいいものもあれば機械に任せちゃったほうがいいものもあれば...。そこは我々のその提案として、何でもかんでも機械化ではなくて一番いいところで話ができればなと思っております。

MC）会社に対しての思いはありますか？

清水）自分自身は新卒で入って、エンジニアとして自分の技量を上げたいっていうところから始まってて。なぜ入社したかというと、先ほどの彼らと同じで「自分で物を作ってみたい」「自分の考えたものを形にしたい」と。できればその形になったものが、社会貢献ができたら一番いいななんて思ってるところでこの会社と巡り合って入社したわけですけども...。

入社した当時は、とにかくもう会社のことなんか全然考えないで「自分の技術を上げる」ことだけに邁進してここまでやってきましたけど、今この立場となっていくと「彼ら一人一人が物事の中心に立って働いてほしい」と思ってるし、中心に立てるそういう環境づくりが自分の使命だと思って、今色々動いてます。

MC）山和エンヂニアリングとしてどんな人を求めていますか？

清水）今回エンジニアリングということなので、求めてるのは一つ。

“ものづくりをしたい人間”

ものづくりが好きな人間であることを求めています。ここまで話を聞いていただいて非常に難しい、難題もいっぱい乗り越えていかなきゃいけないっていうのをわかっていただけたらと思うんですけれども、その根幹にものづくりが好きだっていう思いを持ってないと厳しいですよね。ものづくりが好きだっていう思いがあればこそ、困難も乗り越えてその先にあるその社会貢献であったり、自分たちが形にできたという満足感を味わうことができるので。やっぱり根幹はそこかなと思います。