【満員御礼】大盛況!『東京広報大学』初のリアルイベントを開催報告
2024年10月28日
10月22日、東京で『Podcast番組・東京広報大学』のリアルイベントを、クロスメディアグループさんの多大なるご協力の元開催しました。
リクライブ編集長の二宮です。先日のイベントの振り返りをブログ的に書かせてください。
「東京広報大学」は、今年3月21日にクロスメディア広報の濱中さんと始めたPodcast番組。自分たちの広報活動の学びにしていくために広報で頑張っている人の話を聞けるような番組にしようとスタートしました。
7ヶ月目にして、公開収録とトークイベントをしようとクロスメディア濱中さんと手探りで企画して1ヶ月ほど準備してきましたが、30名以上の経営者や広報の方々にご参加いただき、楽しく熱く交流できたことを心から嬉しく思っています。
コンテンツの資産性とオウンドメディアの価値
東京広報大学の公開収録では『オウンドメディア進化論』著者のキリンホールディクス平山さんを迎え、オウンドメディアの可能性と模索の日々を語らいました。テキストコンテンツのアーカイブ性は納得のお話です。(こちらから聴けます!)
第一部のゲストに迎えたのは、キリンホールディングス株式会社コーポレートコミュニケーション部の平山高敏さん。Web広告代理店、出版社を経てキリンホールディングスに入社した平山さんが、オウンドメディアの立ち上げで何から始めたのか、テキストコンテンツの役割や可能性についてなど、お話ししました。テキストコンテンツの価値、動画コンテンツの価値など、それぞれの特長に触れながら、コンテンツの資産性を強調されました。
また、企業のメディア戦略について、単にテクニックに走るのではなく、本当に伝えたいメッセージがあるかどうかが重要です。平山さんは、理想的には製品自体がメッセージを伝えられる状態が望ましいと考えていますが、日本企業はそこまで至っていないため、オウンドメディアの必要性が高まっていると分析しています。今後のオウンドメディアの展開として、企業の枠を超えた連携やテーマ別のコミュニティ作りなど、新たな可能性についてお話ししていただきました。
※プレスリリースより
社長自らの発信の重要性とラジオに秘める可能性
その後はカワキタエクスプレスの川北社長とトークイベント。社長が広報に出ることとその結果についてお聞きしました。運送業界では知る人ぞ知るおちゃめでビジョナリーな川北さんですが、1999年からブログ発信を地道に続け、今ではTikTokなどでも有名になり、採用活動がかなり厳しい運送業界で、三重で平均年齢29歳の社員を抱える会社に成長してます。Podcast『カワキタのドラゴンロード〜険しいけど楽しい道』 も8月から始め、新たなフィールドで挑戦中の秘話も語りました。
途中、急遽目の前に座っていた千葉で社労士法人エフピオを経営されている浅山さんにも登壇いただき、経営者×採用コンテンツの重要性もお話していただきました。浅山さんとは1年以上一緒にPodcastをやっていますが、人柄全開のゆるい雑談が採用強化・ファンづくり・インナーブランディングになっており、期待値以上の成果を出しています。(Podcastはこちら!)
第二部のゲストは河北エクスプレス株式会社代表取締役社長の河北辰巳さん。SNSを活用した採用戦略で運送業界に新風を吹き込む川北さんに、情報発信の秘訣を伺いました。
川北さんは15年以上前からブログを始め、その後FacebookやTwitter、Instagram、YouTube、TikTokと様々なSNSに挑戦。最近では自身のラジオ番組も開始し、多角的な情報発信を行っています。その目的は主に採用。若い世代にアプローチし、会社の雰囲気や仕事の魅力を伝えることで、ミスマッチを減らし定着率向上につなげています。
TikTokを活用する中で、東京や北九州から三重県の亀山市へ移住してまで入社を希望する若者が現れるなど、SNSの力を実感したといいます。また、YouTubeでは社員インタビューを行うなど、働くイメージがつかみやすい工夫も。
そして最新の取り組みが、ラジオ番組です。川北さんは「ラジオは雑談感覚で話せるので、より自然な自分を見せられる」と語ります。社員との距離感や会社の雰囲気が伝わりやすく、採用時のミスマッチ防止にも効果があるとのこと。
※プレスリリースより
その後ご参加いただいた方々とも交流会をしましたがほぼ全ての方が残っていただき熱気で汗をかくくらいのムードに圧倒されてしまいました。全員と名刺交換できたのでまたお話できれば…時間が足りなかったです。
リクライブでもこの1年間でたくさんの出会いとご縁でポッドキャスト番組を一緒につくってきてすでに15番組以上。(どれも面白い番組なので聴いてくださいね。https://reclive.jp/radio)何も実績がないのに「採用のためには社長が自ら発信したほうがいい!」という僕の思いに共感して始めていただいた、エフピオ浅山さん、新栄ホールディングス中村社長、クロスメディア小早川社長と濱中さん、フジイ電気設備の藤井社長、OTOGI山本社長、ブックダム菊池社長と理恵さん、あなたの人事課力武さん、ぶんか保育園猪原さん、こころび山本社長には感謝しかないです。
そして最後に、いつも全力でサポートしていただきつつも一緒に走ってくれている濱中さん。ありがとうございます!!!